バリフの特徴と効果
こちらではレビトラの人気ジェネリック薬である「バリフ20mg」をご紹介しますが、この後発薬は2017年5月をもってメーカーが販売終了としました。
しかし、バリフと同様に人気のレビトラジェネリックには、「サビトラ20mg」、「ジマトラ20mg」があり、いずれもバリフと同様の効果のED治療薬となります。
「バリフ」は、インドのムンバイにあるアジャンタファーマ社が開発・販売しているED治療薬で、レビトラのジェネリックです。
有効成分はレビトラと同じバルデナフィルです。
EDを引き起こす原因になるのは、陰茎海綿体に集まった血液を排出してしまう、つまり勃起状態を解消させる物質が働き過ぎてしまうためです。
バルデナフィルはその働きを弱めてEDを防ぐことができます。
バリフは、効果が出るまでの時間は30分ほど、持続する時間は10ミリグラムの錠剤で5時間、20ミリグラムの錠剤で12時間ほどです。
効果が続く時間中は間断なく勃起するわけではなく、性的な興奮を覚えることで萎えることなく勃起します。
そのため、日常生活の中で支障をきたすことはありません。
バリフの販売されている形態は、錠剤とゼリー製剤になります。
ゼリー製剤に関しては、ED治療薬にも関わらずミントやカシス、オレンジなどの味がするという特徴があります。
アジャンタファーマ社によると、1日に摂取してよい限界値は20ミリグラムです。
過剰摂取した場合、体調が悪くなることも考えられますので、容量は厳守する必要があります。
ちなみにアジャンタファーマ社は、レビトラのジェネリックであるバリフの他に、タダリス(シアリスのジェネリック)とカマグラ(バイアグラのジェネリック)の開発・販売も手がけています。
日本で認可されているED治療薬3種類のジェネリックが同社で作られていることになります。
バリフはレビトラと同じ有効成分で、しかもレビトラよりも安価で安全性も担保されていることから人気のED治療薬です。
しかし、最近メーカーの意向で、例え個人輸入を利用したとしても購入することができなくなりました。
一時的な生産休止か、完全な生産終了かはわかりませんが、執筆時点ではバリフは個人輸入ストアで販売終了となっております。
その代わりにサバメディカ社のレビトラジェネリックである「サビトラ20mg」と、ジマー社の「ジマトラ20mg」がジェネリックとしては購入が可能です。
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バリフの有効成分バルデナフィルは、標準的な食事による影響を受けにくい成分です。
逆にバイアグラは、食事の影響を受けやすいED治療薬ですので、空腹時に飲まなければ十分な効果を得られないという短所がありました。
バリフはこのような制限が緩いため、利便性は高いと言えます。
アルコール類も適量ならば影響はほとんどありません。
ただし、高脂肪食や過度なアルコール摂取後の服用においては効果は弱くなるので注意が必要です。
効果をより確実に出したければ、できるだけ空腹時に服用することをおすすめします。
もし食事をしなければならない時は、食事の30分ほど前の空腹時に飲むとよいでしょう。
また、服用後は血流が良くなるため血圧がやや降下する傾向があります。
そのため、アルコールを摂取している場合はめまいを起こす可能性もあります。
基本的に水やぬるま湯で飲むことをおすすめしますが、その他のジュースなどでもほとんど影響を受けることはありません。
ただし、グレープフルーツジュースでは飲まないようにしてください。バリフの有効成分を上手く吸収できないためです。
バリフの服用によってあらわれる副作用で比較的多いのは、鼻詰まりや顔の紅潮、頭痛などです。
体質により個人差はありますが、消化不良や一時的な視力低下、不整脈も報告されています。
バリフと一緒に服用してはいけない併用禁止薬もありますので注意してください。
併用した場合は、体調の悪化に留まらず重篤な症状が出る場合もあります。
特に心疾患の治療薬と併用することで血圧が過剰に下がってしまうリスクがあります。
例えば、狭心症の治療薬の硝酸剤やニトログリセリン、亜硝酸アミルなどの一酸化窒素供与剤を使っている人は、併用禁止です。
また、肝臓や腎臓に関する重い病気を患っている人、心筋梗塞や虚血性心疾患、心室性不整脈、心筋症など心臓を患っている人、脳卒中後の人なども服用はできません。
バルデナフィルを含む薬剤でアレルギー反応が出たことがある人も服用できません。
現在患っている病気やその治療薬とバリフの相性について、細かい部分はかかりつけ医などに相談してください。
個人輸入でバリフをお求めの方は、以下よりサビトラ、ジマトラなどをご確認ください。